前略・ミルクハウス

ハチクロに関連して、思い出したことがあります。


「前略ミルクハウス」というコミックがその昔ありました。
主人公は美大生の天然少女、芹香ちゃん。ひょんなことから涼音(女装趣味有実は男)と知り合い、彼女(彼)が名づけるところの「ミルクハウス」と言う下宿(?)にメイド(違っ)として働くことになります。
そこで知り合う、ちょっと無愛想な涼音のいとこ、年下の藤クン。その他、一くせも二くせもあるミルクハウスの住人たちと繰り広げるホーム(ラブ)コメディ。
当初から芹香×藤クンの路線で、最初は無関心を装っていた藤クンが心を開きつつも一人で盛り上がり、芹香はボケボケというお約束のカプールだと思われていましたが、最終的には芹香×涼音にっ。
な、なんだってー!
涼音も確かに悪くはないのですが、いや逆に男として見た場合、紳士で機転が利いてなおかつ美形で非のうち用がない(女 装 癖はあるが)のですが、当初からの路線(芹香×藤)の人にとって見ると、芹香の心変わりのように見えて(心変わりではなく、芹香が藤クンを恋 愛の対象としてではなく弟のように見ていた。と気づいた)、全然納得いかないエンディングでした。何度最終巻を破り捨てようと思ったことかっ(実際にそうなってから完結までがあっという間だったのは、完結を見越して藤クンとの仲を清算させたのか、それともそれが原因で打ち切りになったかは不明)。


最近のハチクロをみる度に、過去の傷が思い出されます。横からぽっと出の男に山田をさらわれるならいっそボクがっ! うわーん。
ハチクロの場合は、勝手に真山×山田と信じていたボクがアサハカだったのですが。だってだって、このままじゃ山田があまりにも報われなさすぎるよ。かわいそ過ぎるよ。可能性は低いけど、いつかは想いが届くと信じてたのにっ。
最新刊での山田は、まるでMを極めるかのような自虐的な行動ばかりなので、さらにウツに…。


なんだか中途半端になってしまいましたが、今の気持ちを正直に。